2014年11月14日金曜日

きぬか怪(ケ)さん 着ぐるみ製作中(1)



この度、きぬかけの路のご当地PRキャラクター「きぬか怪(ケ)さん」の着ぐるみを製作することになりました。実体化することによりウェブサイトや印刷物だけでなく、ゆるキャラグランプリへの出場や観光PRイベントなど、実社会で様々な活動ができるようになるのが嬉しいです。
まずは毎年恒例の京都マラソン2015の沿道応援に「きぬかけの路推進協議会」の一員として参加する事が目標。次の京都マラソンは2015年2月15日に開催予定です。「きぬか怪(ケ)さん」は仁和寺駐車場前のトイレ休憩所あたりに出没し、五智山蓮華寺さんで完走祈願をした抹茶飴をランナーに配る予定です。

さて、見ての通り「きぬか怪(ケ)さん」はもともと斜めアングルで考案されたキャラクターで、顔はアシンメトリーになっております。立体化するにあたっては全ての角度からどのように見えるのかを立面図に起さなくてはならないんですが、特に顔を逆方向から見たらどう見えるのか?というのが難かしく、どちらから見ても愛くるしさと生意気さを合わせ持ったイメージに仕上げるのが大変でした。


まず手書きで立面図を起こしました。うん、なかなか雰囲気出てます。次に、この手書き図面を元に製作メーカーさんがより詳細な図面を作成し、協議を重ねます。着色されるといよいよ楽しい気分になります。

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着ぐるみの製作は、ゆるキャラの着ぐるみ製作実績が豊富な栃木県は宇都宮市の小峰玩具製作所「着ぐるみコムコム」さんでお願いしております。ウェブサイトがわかり易く、価格も対応も良心的です。
元々ボディ全体をスチロールで一体成形する計画でしたが、内部の暑さや脱ぎ着する時の利便性、活動の自由度等を勘案し「できるかな」のゴン太くん(今どき知らない人も多いかもしれませんが...)方式にすることにしました。これはつまり、頭部をスチロールで立体成形し、その下にウレタン+ファブリックのリング状の胴体をぶら下げるという方式です。これにより全体の軽量化や、ふなっしーまではいかなくとも、動きの自由度が高まると思われます。

さて、どんな具合に仕上がるのかが楽しみです。